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染織日記+あるふぁ 〜 染めて織って縫っての制作日記 と 日々のあれこれ小さな出来事日記。 ごゆるりとお付き合いをお願いいたします。

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アカネで染める

4/13の日記のアカネで絹糸を染めました。
詳しい染め方はわからなかったので、本やネットで調べて多く見た方法を参考に染めてみました。


<糸>絹糸
<染料>日本茜
<媒染剤> 焼きみょうばん・椿灰汁

採取したアカネの根は、洗わずに乾燥させます。
染める前に、一晩水に付け置きます。すると水が黄色くなる。紅花が綺麗な赤を染めるために、黄色の色素を洗い流しますが、これもそういう効果があるのかな? 一晩つけた根は橙色から赤に変化していました。
060417a気持ち悪いくらい赤い・・・
根を細かく刻んでから煎じます。この時に酢を加えます。色素が抽出しやすくなるようです。米酢を使用するのが良いようですが、食酢を使う方法もあったので、ここでは食酢を加えました。
060417bぐつぐつ煎じ中・・・
水から煎じ沸騰後20分たったら濾します。それを5回繰り替えしました。1番目は黄色味のある橙、2番目は赤味の橙、3番目はだいぶ薄くなりました。
060417c左から1.2.3
さらに根を細かくして煎じ、4番目、5番目の液をとります。
060417d左から4.5
1~5番の液をまぜて、染液の出来上がりです。

アカネを煎じている間に先媒染をします。焼きみょうばんを熱湯で煮溶かしてからのばし、そこに絹糸をつけこみます。先媒染は30分ほど煮沸させる方法と、数時間付け置きする方法とありました。ここでは付け置きの方法をとりました。
060417e媒染中・・・
アカネを5度煎じる間、午前中いっぱい媒染しました。媒染後は洗わずに脱水をして、染液に入れます。先に媒染をしたので、色素の定着が早い! ムラにならないように糸を繰りながら煮沸して染めていきます。
060417fあっという間に染まる
沸騰から高温で30分ほど染め、火からおろします。糸をつけたまま室温になるまで放冷します。この時には、濃い橙色だった染液は、色素が糸に吸収されて薄い橙色になっています。
060417g冷まし中・・・
室温まで冷めたら水洗いして脱水と、いつもならここで完了なのですが、再び媒染をします。焼きみょうばんで後媒染をしようと思ったのですが、結構きつい色に染まったので、椿灰汁で後媒染することにしました。
060417h後媒染中・・・
20分ほど後媒染。その後、水洗い、脱水。再び染液に戻し20分ほど付け置いてから水洗い、脱水。完了です。
060417i染め上がり~
画像だとちょっと濃いかな。これより少し薄いです。これは茜色というのかしら・・・夕張メロンのゼリーみたいな色です。うまそう。

絹糸200gに対して、乾燥したアカネの根を30g使用しました。水で戻した状態で測ったら約140gあったかな。思ったより明るい色に染まったので量を減らして染めてもいいかも・・・もしくは1~5番までの染液を組み合わせで分割して染めるとか。濃淡の調整と媒染剤による色の違いも比べてみたい。でも自然の植物なので乱獲して来年生えてこないと怖いので、ここでひとまず終了。次は何で染めようかな~。

| 草木染 | 22:22 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

綺麗な染め上がりです!なんだか春っぽい感じ。染められるだけ集められて羨ましいです。また山で探し歩こうかな?

| maru | 2006/04/18 21:19 | URL | >> EDIT

meruさん、こんばんは。
予想以上に鮮やかに染まりました。

山からアカネの株5つほど掘って、移植してみることにしました。
今は鉢に植えて慣らしているところで、様子を見て畑に移植の予定です。うまく付くと良いのですが。
アカネに限らず、蓼藍や紅花、刈安・・・『染料畑』を作ってみたいですね~。

| トコ | 2006/04/19 21:08 | URL | >> EDIT















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