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染織日記+あるふぁ 〜 染めて織って縫っての制作日記 と 日々のあれこれ小さな出来事日記。 ごゆるりとお付き合いをお願いいたします。

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灰汁媒染のこと

木綿や麻はアルカリに強く、毛や絹はアルカリに弱い。ということですが、もう何度もウールを灰汁媒染してしまっている・・・。灰汁媒染=アルカリ。これはウールには良くないのか?


3年前に草木で染めて椿灰汁媒染をしたウールの色を見たり引っぱったりしてみる・・・ん~~?特に弱ってたりしていないなあ。はて?と灰汁媒染について調べてみました。

すると椿灰の灰汁はアルミ媒染剤。ワラ灰や木灰の灰汁はアルカリ媒染剤になるらしい。

『アルミ媒染剤』
・ミョウバン(焼ミョウバン・生ミョウバン)
・椿灰(椿の他にサカキ・サワフタギなど)
・酢酸アルミニュウム・・・など。

『アルカリ媒染剤』
・木灰(PH11程度)
・ワラ灰(PH11程度)
・炭酸カリウム
・消石灰・・・など。

ということはミョウバン=椿灰汁になるのか? ミョウバン媒染、椿灰汁媒染は違う色に染め上がるぞ? それはなぜか? 椿灰(椿の他にサカキ・サワフタギなど)はアルミの成分を多く含むが、アルカリ分も含まれているので、同じアルミ媒染剤でも異なる色合いに染まるらしい。
では、ウールを灰汁で媒染する時は、アルカリが強いワラ灰や木灰はさけて、アルミ成分の多い椿灰を使えば、ウールへの負担は少なくなるのだろうか。

な~んて。つらつら書いてきましたが、そんなに神経質にならずとも良いと思います。大体の媒染剤は糸を多少なりとも痛めるものです。媒染は余計な媒染剤が糸に残らないように、しっかりと反応させて、きれいに洗い流すこと。そうすれば不必要に糸が痛むことはないはず。と思うのですが・・・とりあえずウールを灰汁媒染する時はアルミ多めの灰汁をを使うことにしようかな・・・。

ああ~勉強不足・・・。もっとウール染めについて勉強してきます!

| 草木染 | 20:08 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

なるほど、灰にもいろいろあるのですね。
私は原毛を染めることが多いのですが、染める前に台所の食器用洗剤(主にアルカリですよね)をちょっと入れています。「染まりやすいように」と聞いてのことです。これもあえてウールを痛めるというアルカリをほんの少しいれることで原毛の成分を分解して色を入れやすくしているのかな?と最近思っています。アルカリとはいっても影響のない程度なら平気そうですね。
ありがとうございました!

| おはこ | 2007/03/11 08:30 | URL | >> EDIT

タンパク繊維はアルカリ媒染した後に酢酸につけて中和するといいとか聞いたことあるけどね。
でも、そしたら色変わっちゃうかもだよねぇ?

| れいな | 2007/03/11 12:05 | URL |

>おはこさん
ウールの草木染めは何ぶん勉強不足で、中途半端なまとめになってしまいました。
たしかフェルト化させるときにもアルカリって使いましたよね? それを考えるとウールが痛むことには違いないでしょうが、『劣化』とは違うはず。弱アルカリなら影響はそれほどないと思います。

>れいなちゃん
茜とかコチニールなんかは、染め上がりに酸を通すと赤味が増すとかいうけど、他の場合は酸通ししたら変色する可能性大よねえ・・・。

| トコ | 2007/03/11 22:08 | URL | >> EDIT















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