いろいろており

染織日記+あるふぁ 〜 染めて織って縫っての制作日記 と 日々のあれこれ小さな出来事日記。 ごゆるりとお付き合いをお願いいたします。

<< PREV | PAGE-SELECT | NEXT >>

>> EDIT

いろめぐり

『江戸時代末期に、各月に色の名が付けられていた』という記事を読んだ。
とても素敵だったのでご紹介を・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 一月 想紅(おもいくれない)
    一面の雪景色の中で咲く、一輪の寒椿

 二月 恋待ち蕾(こいまちつぼみ)
    土から顔を出した蕗のとうの白っぽい産毛

 三月 夢宵桜(ゆめよいざくら)
    かすんで見える遠くの山に咲いた桜の薄紅、白

 四月 花舞い小枝(はなまいこえだ)
    若木の枝の色

 五月 初恋薊(はつこいあざみ)
    青紫系統の紫

 六月 憧れ葛(あこがれかずら)
    青梅の緑。緑青

 七月 咲き初め小藤(さきそめこふじ)
    淡い藤色

 八月 夢見昼顔(ゆめみひるがお)
    淡いローズピンク

 九月 恋路十六夜(こいじいざよい)
    山葡萄の深い藍色。銀の月ならまさに恋路十六夜

 十月 想われ紫苑(おもわれしおん)
    赤紫

十一月 恋染め紅葉(こいぞめもみじ)
    紅と朱を混ぜた色

十二月 忘れな菫(わすれなすみれ)
    青みがかったグレー。夕方の雪の色

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

せつない、かわいい、つやっぽい、はかない。こういう命名から、この時代の心と自然の豊かさが感じられて、すごいなあ・・・と思いました。もっと詳しく知りたいけれど、文献はなんなのだろう。色彩関係の本を探してみるか。

| +あるふぁ日記 | 21:24 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

面白い!昔の人はすごいなあって思う。文章ではなく実際の色でも見てみたいなあ。

こういうの素敵だな。

| キリカワ | 2007/04/10 16:17 | URL |

>キリカワさん
すてきだよね~。
色をこういう言葉で表現出来る感性と教養がすてきだ。すごい。

| トコ | 2007/04/10 22:00 | URL | >> EDIT

五月のしか聞いたこと無いなぁ。
なんか昔の人たちって、ロマンチックなんだねぇ~!

| サワコ | 2007/04/11 00:08 | URL |

>サワコさん
そうだね~。
この感覚って日本ならではって気がする。
こういう情緒を身につけたいねえ・・・。

| トコ | 2007/04/11 16:29 | URL | >> EDIT

素敵!

こんにちは、トコさん。

なんて、かわいらしくて、切なくて
すばらしい言葉の数々でしょう!!
読んでて、思わずおお~と驚きました。
情緒あふれるとは、この事ですね。

| 若井 りお | 2007/04/12 13:52 | URL | >> EDIT

>若井さん
この時代の人は心が豊かですよね~。
こういう文化って素敵です。
現代日本人としては誇らしいやら、我が身がはずかしいやら。景色を見渡す視野と、感じ、表現するすべを手につけたいものです。

| トコ | 2007/04/12 21:34 | URL | >> EDIT

これってすごくないですか?!
早速プリントしました。

で、これって完全に女性の感覚ですよね。
やはり、繊細&美しすぎる・・・。

| あべちゃん | 2007/04/16 20:12 | URL |

>あべさん
すごいですよね~! この感覚、表現。
平安時代くらいだと男性もこういう感覚持ってそうだけど、これらは江戸時代の言葉。どんな人が、どんな経緯でつけたんでしょうかね・・・。

| トコ | 2007/04/16 20:55 | URL | >> EDIT















非公開コメント:

TRACKBACK URL

http://tokotoko.blog2.fc2.com/tb.php/424-ea377952

TRACKBACK

<< PREV | PAGE-SELECT | NEXT >>